今更ですが、前主将の近藤が七大戦の振り返りをしたいと思います。
名大は開会式の2日前に名古屋を出発しました。大阪からフェリーに乗るはずの車は6台でしたが、泉大津港にたどり着いたのは5台だけでした。
部車スターレットは真夏の高速道路走行に耐えきれずオーバーヒートしてしまいました。このスターレットは2017年七大戦ダートラ入賞車であり2年ぶりの活躍が期待できていただけに残念でした。ヘッドガスケッド抜けが原因だったようです。現在OBの先輩から譲り受けたEP91のエンジンを載せ替え中なので来年こそ七大戦で活躍してくれるでしょう!
スターレットに乗っていた2人は急遽新幹線で九州に向かうことに |
たどりついた5台のなかにも、高速道路でインナーフェンダーをひきずった車がいたとかいなかったとか...高速道路に乗るときは車の点検をしっかりしましょうね(フラグ)
なんやかんやで開会式前日には九州に到着です。
前日はジムカーナ練習をしたわけですが、MR-Sのドラシャから異音が発生するようになりました。MR-Sの出場が危ぶまれる事態となってしまいました。
この日の夜はロッジでBBQでした |
開会式当日は自由行動日でしたが、ヴィッツはタイヤ組み替えのため、MR-Sはドラシャ点検のため福大さんのガレージにお邪魔しました。
そこでMR-Sのドラシャは要交換であることが判明しました。なんとジムカーナ2日前です。本人は棄権する方向に傾いていましたが、開会式後の部員のノリに押され、交換することになりました。
今年の七大戦、なんか車壊れすぎじゃない? |
ジムカーナ前日は、熊本に落ちていたMR-Sのドラシャを取りに行くことから始まりました。エアコンの効く快適な車ということでヴィッツが動員され、ドラシャを回収したあと再び福大さんにお邪魔してドラシャ交換をしました。(名古屋に帰ったあとMR-Sのドラシャ折れの元凶はデフだったことが判明)
熊本の自動車部品屋さん 手渡しにも対応してくれました |
...とここまで苦難の道のりでしたがついに七大戦ジムカーナの日を迎えることができました。前日まで修理していたMR-Sも出走することができ、6人のフルメンバーでエントリーすることができました!
この日だけはインテになった?私のヴィッツ、肝心なところでガス欠症状に見舞われることになってしまいました。ただでさえ無いパワーが使い切れず悔しい結果となりました。
一方前々主将の水谷が後輪駆動クラス2位を獲得し、ジムカーナ終了時点で名大は総合5位につけることができました。
七大戦恒例の水遊び |
この日、M1の神田さんが部車アヴィで名古屋から駆けつけてくれました。そう、アヴィの中にはヴィッツ用のダートラセットが積んであったのです。ヴィッツはジムカで役目を終えるはずだったのですが、スターレットが先に逝ってしまったたためダートラへの出場権が巡ってきたのでした。
名古屋から高速道路で来てもらいました |
ということでダートラ前日、自由行動日でしたがこの日も整備です笑
アンダーガードの取り付け及びサスペンションの交換ということで部員が集まればそれほど時間の掛からない作業でしたが、真昼の炎天下での作業は暑かったのを覚えています。
さぁ、どのジャッキを使おうかな~ |
ダートラ当日ヴィッツへの車両変更も認めていただき、ダートラにエントリーすることができました。
恋の裏ダートコースの石の大きさを春に見た時はこんなところは自分の車で走りたくないと、部車でエントリーすることを決意していました。しかし実際に車両変更した段階では、自分の車でチャレンジングなコースを攻められるのだとワクワクした気持ちになっていました。
1本目、想像以上に低いグリップに驚き、どこに吹っ飛んでいくか分からないというのが正直な感想でした。しかしながら3人とも無事完走し、2本目に望みをつなげました。初めての路面、初めてのタイヤということで空気圧の設定がよくなかったのではないかということになり、2本目は空気圧を上げることにしました。
2本目は1本目行きすぎたところは抑えて、行けたところは踏んでいこうという考えでスタートしました。空気圧を上げたのが功を奏したのか、1本目はまるで雪の上を走っているかのようだったのが、自分の知っているダートトライアルになりました。
これはイケルと思い、気持ちよく攻めていました。そして問題のコーナー。思ってたよりもこのコーナーきつくないか?と思ったときには手遅れでした。吹っ飛んでいく先はよく伝わってきているものの、そこには土壁がありました...
主幹の九州大学自動車部様、恋の裏を日々管理していらっしゃる方々、
ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
|
幸いにしてヴィッツのダメージは、ラジエター水漏れを直せば自走できるという状態だったのでまたしても福大自動車部さんにお邪魔したうえ、修理を手伝っていただきました。
翌日、修理もなんとか間に合い、フェリーで帰ることができました。
ダートラのときより酷くなってる?きっと気のせいですよ... |
以上、自分が見た七大戦2019でした。九州から帰ったあと部のガレージ使用率が急上昇したのは言うまでも無く、近隣住民の皆様にはご迷惑をお掛けしていることを心からお詫び申し上げます。
P.S.
ヴィッツは損傷を受けたラジエターとエキマニが交換が完了しました。今後は雪・ダートラ仕様としてまだまだ活躍していくと思うので暖かく見守りましょう。というわけでヴィッツのジムカ足が不要になってしまったため、特に七大学の学生さんなどでヴィッツの足を探しているという人がいましたら名大自動車部までご連絡ください。近いうちにヤフオク!に流してしまうつもりです。