2018年6月4日月曜日

オーバードライブ試写会と練習の日々


 みなさん、こんにちは。3年の水谷です。アルテッツァ野郎です。お久しぶりです。

 さて、久しぶりの投稿ですので、少し長編でお送りしましょうか。

 
 5月27日(日)、東海テレビ事業株式会社様より、映画「オーバードライブ」の試写会に招待していただきました。3年トリオ、近藤、根岸、水谷で行ってまいりました。ちゃんと近藤ヤリスで行ってきましたよ!(違う)


 皆さん、この映画6月1日より公開されていますが、もうご覧になりましたか。まだの方、おすすめします。もう見た方、すごかったですよね~。なにがすごいって、まあすごいんですよ。


 頑張ってネタバレなしでご紹介しますw


 この映画はモータースポーツ、しかもレースではなくラリーを題材にした映画です。なかなかすごいとこにテーマを持ってきましたよね。もちろん僕たち自動車部員はクルマ好きですので、ラリーは興味あるのですが、今回初めてラリーを知った方も少なくはないはず。こういったものに焦点を当てた映画を作るのは正直難しいと思います。ラリーを知らない人に合わせた内容であれば、ラリー好きな人はちょっとがっかりするかもしれない。あるいは、ラリーを知っている前提で話を進めると、ラリーを知らなかった人はついていけなくなってしまうかもしれません。

しかしそこは羽住英一郎監督…さすがです。うまくバランスがとれており、ラリーを知らなかった人でも入り込める世界観で、かつラリーを知っている、あるいはクルマ好きの人なら思わず「おっ…」となってしまうような描写で仕上がっています。


 ストーリーも大満足。これは熱くなってしまいますね。ザ・男のロマンって感じです。ある兄弟がラリーチームに所属していて、兄は優秀なメカニック、弟はやんちゃだが天才ドライバー。弟は、リスクを恐れず、まるでクルマが壊れてもかまわないというような走りで走行を続けます。ラウンドを重ねるごとに、兄と弟の確執は深まっていきます。
 しかし、弟がそんな危うい走りをするのは、ある「理由」があって…。


 キーワードは「約束」です。これがまた熱くなる。(笑)


 …とまあ工学部生の拙い文章なりに必死に映画の宣伝したので、みなさんこの努力に免じて見に行ってみてください。
 
 

 映画を見て最後に思ったことは、「近藤のヴィッツにターボ付けてえ…」です。




 試写会は面白かったですね。一般公募ですと倍率130倍だったそうです。東海テレビ事業様ほんとにありがとうございます。スペシャルゲストで羽住監督、俳優の東出昌大さん、新田真剣佑さんが登場しました。東出さんめっちゃ背たけぇ…。まっけんかっけぇ…。もうなんかオーラが見えますもん。今回の試写会が全国ツアーの最後だったらしく、3人ともオフの感じでゆるーい舞台挨拶でした。めっちゃ笑わせてもらいました。楽しかったです。


 最後に、この場を借りて、この試写会にご招待いただきました東海テレビ事業株式会社様に、心よりお礼申し上げます。貴重な体験ありがとうございました。




 さて、お次の話題はわたし水谷のドラテク磨きの日々です。

 今年度中にミドル戦に参戦することを最終目標にしているのですが、ウデもクルマもまだまだですので、美浜のスーパージムカーナシリーズフル参戦、G6ジムカーナシリーズでの上位入賞を現時点での目標に日々練習しております。その様子と苦悩(?)の日々をダイジェストでお送りします。


 2月の美浜第1戦は7位で、3月のG6ジムカーナ第1戦は幸運なことに2位表彰台を獲得できたのですが、去年5月から使用しているダンロップZ3がそろそろ終わりかけていました。


 これまで、ギア比がクソといわれ続けたアルテッツァでジムカーナを頑張るために、純正17インチのところを16インチに落として、F205/50R16、R225/45R16で走ってきました。しかし、タイヤが減ってくると、アルテッツァの車重では205はキャパ不足なようで、アンダーステアが徐々に強くなってきました。

 そこで新品タイヤ導入を検討していたころ、たまたま先輩から17インチ8J、9Jのホイールを頂きまして、どうせならこのホイールにハイグリップを履かせよう、タイヤのキャパが上がるなら足のセッティングも見直してやろうと考えたのです。ここから苦悩の日々が始まりましたw


 4月ごろにタイヤとバネを購入したのですが、タイヤがフロント2本が納期待ちで、リア2本とバネが先に届きました。フロント14→16キロ、リア10→14キロに変更しました。

 ニュータイヤ2本だけ使うのもイヤなので、タイヤは以前のZ3のままで、4月28日の美浜スーパージムカーナ第2戦に参戦しました。本番1本目の車載はこちら。

 コーナー入口でアンダー、出口でオーバーが出ています。足とタイヤのバランスが全くとれてないですね。本番前に2本練習で走れるのですが、ドライビングで修正することができませんでした。この日は苦しみましたね。クルマが全く別物になったような感覚でした。

 本番2本目です。ここではスピンしてしまいました…。順位は1本目のタイムで4位。3位の方とは1秒ほど離されてしまい、完敗でした。


 家に戻り車載動画をチェックしたところで、その時点でようやくクルマが全然ノーズダイブしていなかったことに気づきました。これは曲がらんわけです。



 とりあえずダンパーを緩め、今度は5月6日のG6ジムカーナ第2戦に参戦しました。

 ここでも若干アンダーは出ていますが、以前よりは改善されました。結果は4位。また4位です。しかも今度は1/1000秒差。表彰台の可能性があったと考えると余計悔しいですね。G6ステッカー欲しかった!w



この立て続けの4位にしびれを切らし、注文したフロントタイヤはまだ届いてませんが、リアだけでもニュータイヤを導入することを決意しました。フロントとのバランスをとるため、リアにかつて使用していた225の16インチをフロントに装着しました。これで雁が原に練習に行ってきました。



 かなりフロントが入るようになりました。動画の走行ではすでにリアの内圧が高くなっていてフラフラしていますが、割と好みのバランスですね。フロント16インチ、リア17インチで、タイヤ外径がリアのほうが大きいからか、ブレーキでリアが流れるような挙動が出ます。低速域ではいいセットになりそうですね。少しクルマの方向性が見えてきました。

 …とまあダラダラと書いてしまいましたが、名阪戦に向けて、自分、クルマも少しずつですが成長できたかなあと実感できた数カ月でした。

 今週末の名阪戦、がんばりたいと思います。

 

 さてさて、ほんとに最後です。次回予告です。
 次回からは、今年自動車部に入部してくれた部員が自己紹介してくれるシリーズが始まります。今年はなかなかすごいのが集まりましたよ。楽しみにしていてください。

 それでは。

3年 水谷琢志